鮫に鯛に根魚、奄美大島釣行記(第一弾)!ポイント探しに一苦労。
4泊5日の奄美大島の旅。
今回は初めての奄美大島ということもあって、次回以降の下見を兼ねて
島を巡りながら釣りの出来そうなポイントを探してみました!
ルアー釣りをメインにした釣行だったのですが、
奄美の海は、
遠浅で岩礁やテーブルサンゴの密集した地域が多く、
初見ではポイントを探し出すのに非常に苦労しました。。
なので釣れた魚、釣りの出来たポイントは少ないですが
ご紹介していきたいと思います。
島の北側、東側は岩礁・サンゴだらけ
奄美空港があり、
あやまる岬、土盛海岸、ハートロックなどの観光名所がたくさんある島の東側。
それから北側は遠浅で岩礁・サンゴの密集地帯となっている為、
一部のポイントと漁港内を除いて釣りの出来るポイントは少ないです。
釣りができないわけではありませんが、
魚がかかっても根に潜られる可能性が非常に高い為お勧めはできません。
潮が引いているタイミングで、
サンゴの先端まで歩けばかなり釣れそうな感じはします。
しかし、
相応の装備が必要なのと、
ポイントを熟知している地元の方と一緒でないと危険が伴いますので
観光で訪れる人にとっては厳しいかなと。
ちなみにサンゴの先端はこのような感じになっています!
こちらは手広海岸でシュノーケリングをした際に撮影したものですが、
沖合40~50mくらいのところがテーブルサンゴの先端となっていて、
そこから一気に10m。
場所によっては15m~20m近いかけあがりになっています。
このかけあがりの底付近に40cmくらすの鯛やブダイ系の魚を確認することができました!
場所によってはサンゴの上の水深は1mくらいなので
歩いていけないこともありませんが、
サンゴが傷ついてしまうのと先端に近づくほど潮の流れが速くなりますのでやはり危険が伴います。
ボートあるいはパドルサーフィンがあれば
比較的安全に釣りをすることができるかなと思います。
手軽に釣りができるのは漁港内
やはり気軽にトラブルなく釣りができそうなのは漁港内かなと思いました!
クロダイ、メッキなどの魚影を確認できる漁港は多そうです!
60cmクラスのカスミアジが回遊している姿も確認できたので、
運が良ければかなりの大物もゲットできるかもしれません!!
戸口漁港
ハートロックのある手広海岸からもう少し下った位置にある漁港で、
「ビックⅡ」というスーパーの隣の道を入っていったところにあります!
今回、
この漁港では魚をキャッチすることはできませんでしたが、
クロダイ、ボラ(奄美くらい綺麗な海なら美味しいかも)、
それからカスミやロウニンアジが入ってきていたらしく、魚影やライズを確認することができました!
所々に根が点在しているので、
ボトムや中層狙いの場合はご注意を。。
知名瀬港
大浜海浜公園から西側へ南下したところにある漁港。
こちらの漁港では先行者がいたので手前の港内でしか釣りは出来なかったのですが、
スロープ付近で水面がざわついていたのでルアーをキャストしてみたところ、
カマスと鮫をキャッチすることができました!
どちらも着水してすぐに食いついてきました!
鮫を釣ることが夢だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです(笑)
カマスはフローディングミノー、鮫はR-32でキャッチ!
夜の漁港
日が暮れてからの移動が多かったので、
真っ暗な夜道を走っていくつか漁港を巡りました!
暗くて写真は撮れなかったのですが、
微かな外灯の光に魚が集まっていてかなり魚影は濃かったです!
「大熊漁港」では40cmくらいの見たこともないくらい大きなアジが回遊していて
プランクトンかなにかを捕食していたのですが、
ルアーには一切反応してくれず。。
その他の場所では、
イカや小型の魚を多く確認できたので、
エギング、
もしくはメバル・アジ用のタックルで狙うといいかもしれません!
※よくわからない魚がたくさん釣れました!
奄美では湾での釣りがお勧め!
奄美大島は入り組んだ地形が多くあっていくつもの湾があります。
湾では岩礁やサンゴが少なく、
水深の深い場所もあるためかなりお勧めです!
焼内湾
島の南西部、宇検村近くにある焼内湾という場所。
観光名所である「タエン浜」。
こちらに行く途中に見つけた場所で少し釣りをしたのですが、
短時間でも反応が良く、
またGTのライズも確認できるなど大物への期待感も膨らむポイントでした!
岸から3~4m先くらいから徐々に深くなっている様子で、
中層では一切反応がなく、
ボトム付近でのみ魚からのコンタクトがあり、
メタルバイブのリフトandフォールで、
着底した瞬間と巻き始めに食いついてきてくれました!
加計呂麻島はクロダイ天国
場所は奄美大島ではなくなってしまうのですが、
フェリーで30分で行けてしまうのでこちらも合わせてご紹介させていただきます!
加計呂麻島ではもともと釣りをする予定はなかったのですが、
海を覗き込むといたるところにクロダイが居まして。。
ついつい我慢できず釣りに没頭してしまいました。
加計呂麻島も遠浅で水深は結構浅いのですが、
奄美大島に比べて岩礁などが少ないので釣りはかなりしやすいです!
今回、
一番クロダイの魚影を確認することができたのが、
フェリーの発着港である生間と瀬相の真ん中辺りにある呑乃浦という場所。
車を停められる場所が少ないのが難点ですが、
魚の魚影はめちゃくちゃ濃いです。
クロダイだけでなく、
メッキや根魚系、大型のカスミアジなども確認できました。
狙い方
奄美でもそうなのですが、
水の透明度が高く、魚の目が良いせいなのか非常に見切られやすいです。
普通のリトリーブスピードでは振り向いてくれるもののすぐにそっぽを向かれてしまいます。
また、
10cmクラスのサイズのルアーだと反応してくれない魚も多かったです。
つまり、
小型のルアーを超高速リトリーブすることによって初めて口を使ってくれます!
唯一持っていた小型ルアー、
シリテンバイブ53がなければ釣り上げることは出来なかったです。
奄美大島釣行の第一弾はこのような形で終了しました。
今回の反省点を踏まえて、
作戦を練り直して第二弾の釣行に備えたいと思います。
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