消防設備士試験、共通法令の出題傾向!
消防設備士の試験範囲である、
消防関係法令の共通部分。
経験上、
出題されやすい部分を(高)、(中)、(低)の3段階で評価してみました。
出題傾向のみですので、
各内容については、
市販の消防設備士テキストを参考にしてください。
特に重要と思われる部分は、
別の機会にそれぞれ個別に説明をしていきたいと
思っております。
この(高)と(中)のものを中心に勉強していただければと思います。
乙種は出題数が甲種に比べて少ないので(高)のものを中心に。
この関係法令の共通部分は他の消防設備士試験でも出る範囲なので重点的に覚えてください。
危険物関係は出題数が少なく、内容も複雑なので
切り捨ててほかのものに脳の容量と勉強時間を使いましょう。
<用語の定義>
防火対象物(低)
消防対象物(低)
関係者(かなり高)
関係のある場所(低)
舟車(低)
<消防用設備等の種類>
消防の用に供する設備(消火設備・警報設備・避難設備)(高)
消火活動上必要な施設、(高)
消防用水(低)
<防火対象物の種類>
特定防火対象物(かなり高)
非特定防火対象物(かなり高)
複合用途防火対象物(かなり高)
特定一階段等防火対象物(かなり高)
<建物の構造等について>
主要構造部(中)
耐火構造(中)
防火構造(中)
内装制限(中)
不燃材料・準不燃材料・難燃材料(中)
無窓階(かなり高)
避難上又は消火活動上有効な開口部を有しない階(かなり高)
避難階(低)
高層建築物(高)
令8区画(高)
設備の設置単位(複合用途、地下街、渡廊下で接続した場合)(高)
防炎性能(低)
火を使用する設備、器具に対する規制(低)
<立入り検査>(中)
<消防同意>(高)
<防火管理について>
防火管理者を置かなければならない防火対象物(高)
防火管理者の責務(中)
共同防火管理(中)
<条例で異なる規定(付加条例)>
市町村条例(かなり高)
<既存防火対象物の特例>(高)
<用途変更の特例>(高)
<消防設備の届出・検査>(高)
<消防設備の点検・報告>(かなり高)
<消防設備士制度>(かなり高)
<検定制度>(高)
以上の部分が
経験上、出題率が高かった部分です。
どの種類の設備士試験でも同じ内容が出題されますので、
この共通法令部分は重点的に勉強されることをお勧めいたします。
かなり大雑把になってしまいましたが、
ご了承ください。