消防設備士試験対策!(勉強法)
消防設備士試験の
勉強法についてですが、
正直、
試験まで時間がない方はひたすら問題集を解くしかないと思います。
テキストを読んでも、いらない情報が多すぎますので
覚えられないストレスを感じてしまうだけかなと。
時間がない方に向けてはアドバイスできることが少ないので、
ここでは、
1か月~数か月時間がある方の勉強法を紹介していきたいと思います。
実務にも役立つ勉強法
消防設備というものは、
火災に関して知識や実体験のない方が、
安全に避難や消火活動を行える為の設備です。
その為、
設置基準がどの設備も人が扱いやすいことを
前提とされています。
共通的なもので言えば、
・発信機の設置方法・・・床面から0.8~1.5m
・消火器の設置方法・・・床面から1.5m以下
・屋内消火栓の開閉弁・・・床面から1.5m以下
こういった具合に、
人が使いづらい高さには設置されません。
設置される場所も、
容易に近づけたり、標識や表示灯でわかりやすい場所。
使用するにあたって、
変形してたり、損傷してたり、腐食していないことなど
当たり前のことばかり。
11階以上(31m以上の)高層階では、
避難や消火が困難になる為、
必ず自動火災報知設備を設置しなさいよ
とか、
消防隊の到着まで時間がかかってしまうから、スプリンクラーを
設置してくださいとか。
避難器具も、
マンションや事務所ビルなら避難はしごでいいかもしれませんが、
病院や老人ホーム、幼稚園など
そこにいる体の不自由な方でも使える避難器具は何?
と考えればいいのです。
自分がその建物にいる場合や
設備を使う場面を想像してみれば
設置基準やその数値もそれほど覚えづらいものではないと思います。
なので、
このような部分は自分の生活に関連付けて覚えましょう。
そんなに難しいことではないはずです。
問題は、
スプリンクラーヘッドの設置感覚やら、
ガス関係の複雑な放射量などです。
ややこしい数値。
これはもう暗記するしか方法はないと思います。
なので、
古典的で時間がかかってしまう方法ではありますが、
赤下敷きを使った勉強法や
単語帳なんかを使って
自分自身で反復テストをひたすら行ってください。
「エビングハウスの忘却線」というものがありますが、
何度も何度も反復することにより
短期記憶が長期記憶へと変わっていきます。
ノートや単語帳を作るまで時間がかかりますが、
見ると書くを同時に行ったり、声に出すことによって
脳の様々な部分を使うことができて
より記憶に残ります。
仕事でも設置基準をすらすら言えたら
一目置かれます。
製図試験や機械・電気の基礎知識は
理解するところまで到達できれば
実務、それから電気工事士や電気主任技術者などの
ステップアップにもつながりますので、
それは、徐々にブログで紹介していけたらと思います。
まとめ
➀大抵の設置基準、機能・構造は
自分の生活に関連づけて覚えましょう。
➁複雑な数値関係は赤下敷き、単語帳などで
反復テストを。