ダイワ ライトゲーム RX IC 150-DH|LTアジで使った初カウンターリール

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最近ライトアジに行く機会が増え、ローギアのダイワさんのベイトリール、リョウガ 2020 とタトゥーラ クレイジークランカーを使っていました。
ところが SLP ワークスさんに問い合わせたところ、どちらも交換用の部品がもう無く、壊れたら修理できないとのこと。2台は整備して保管することにして、新しくリールを買いました。それがダイワさんのライトゲーム RX IC 150-DH です。
カウンター付きのリールは、これが初めてです。この記事は、糸を巻いてから東京湾のつり幸さんの LTアジで初めて使った時点の感想です。末尾に、5回ほど使った現在の感想を追記しています。
スペック

| ギア比 | 6.4 |
|---|---|
| 巻取り長さ | 72cm(ハンドル1回転) |
| 標準自重 | 235g |
| 最大ドラグ力 | 5kg |
| 標準巻糸量(PE) | 1号-400m / 1.5号-250m / 2号-200m |
| 標準巻糸量(ナイロン) | 3号-160m / 4号-120m |
| ハンドル長 | 110mm(ダブルハンドル) |
| ベアリング(ボール/ローラー) | 5/1 |
| メーカー希望本体価格 | 24,600円(税別・2026年9月時点) |
型番末尾のDH がダブルハンドルです。同じ150サイズにシングルハンドルの 150 と、ギア比7.3の 150H もあるので、購入時は末尾まで確認してください。
エコノマイザーで下巻きなしでもぴったり巻ける

いちばん「これはいい」と思ったのが、付属のエコノマイザーです。H と L の2種類が入っていて、スプールに取り付けると、下巻きをせずに使いたい太さの糸をそのまま巻けます。
今回はヤマトヨテグスさんの PEレジンシェラー 4本撚りの0.8号を150m 巻くので、H を使いました。

取り付けは、エコノマイザーを当ててから、反対側の溝と溝の位置を合わせてはめ込みます。

糸はスプールに3周巻いて、クリンチノットのあとハーフヒッチを2回入れています。

巻き終えてみると、本当にちょうどぴったりでした。下巻きの量を調整する手間も、余った糸を捨てることもありません。

キャスティング用のベイトリールでこれをやると、スプールが重くなって飛距離に響きそうです。ただ、仕掛けを下に落とす船釣りなので、デメリットは感じませんでした。
40号ビシでも巻き上げが楽なギア比
ライトアジを始めた頃は、ハイギアの 22 ジリオンTW HD を使っていました。ところが40号のビシ、つまり約150g を背負うと、ハイギアでは巻き上げがけっこう重かったんです。
150-DH は1回転72cm。ローギアとハイギアのちょうど中間くらいのギア比です。巻きの力は十分にあって、40号ビシもかなり扱いやすく感じました。

この日は入れ食いで、実釣の途中でも「結構使いやすい」と口に出ていました。

カウンターはタナを数字で合わせる釣りに効く
カウンター付きを使うのは初めてでしたが、底から何m、と魚のいる層を数字で合わせる船釣りでは、はっきりメリットがあると改めて感じました。
表示は10cm 単位です。
気になった点1:レベルワインドがスプールの真ん中にある

レベルワインドの位置が、糸を巻いてあるスプールのちょうど真ん中にあります。

普段使っているベイトキャスティングリールは、レベルワインドがスプールの端に来るので、PE でもすっと通ります。

こちらは真ん中に斜めに通す形になり、PE を送り込もうとしてもなかなか通りません。結局、反対側からフロロかナイロンを通し、PE と軽く結んで引き出す、という一手間が必要でした。
気になった点2:カウンターがマイナスにならない

船釣りでは、仕掛けが海面にある状態を0にします。この状態で長押しすると、表示が0.0になります。

ここから糸を出せば、水深が数字で分かります。問題は、0の位置よりさらに巻き上げたときです。

表示はマイナスにならず、0のまま止まります。すると0の基準点そのものが上にずれ、次に落としたときはそこから数え直しになります。
気づかないうちにタナがずれるので、実際の釣行中は原因が分からず、「なんだかタナがおかしい」と感じていました。マイナス表示があると助かるのですが、この価格帯では難しいのかもしれません。
ベイトキャスティングリールと同じ感覚ではブレーキが合わない

短所というより、戸惑った点です。
このリールのブレーキはメカニカルブレーキだけです。締めるとスプールが押さえられて糸の出が遅くなり、緩めるとフリーに近づいて出やすくなります。
ベイトキャスティングリールと同じように、ほんの少しカタつく程度の「ゼロ調整」にしてみたところ、送り出しが速すぎました。サミングはしていたものの、ビシが着底するときにバックラッシュ気味になることがありました。
普段キャスティング用のベイトリールを使っている人は、同じ感覚で合わせないほうがよさそうです。
前に使っていたリールとの違い
- 22 ジリオンTW HD(ハイギア)との比較では、40号ビシの巻き上げが明らかに楽
- リョウガ 2020 / タトゥーラ クレイジークランカー(ローギア)と違い、カウンターでタナを数字で管理できる
- 一方で、キャスティング用のベイトリールに慣れていると、レベルワインドの位置とメカニカルブレーキの感覚には戸惑う
どんな人に向くか
ライトアジを、初めてのカウンター付きリールで始めたい人に向いています。40号前後のビシを使う釣りで巻き上げを楽にしたい人にも合います。
エコノマイザーのおかげで、PE の号数を変えるたびに下巻きで悩みたくない人にも便利です。
逆に、タチウオなど強く引く魚をメインに狙う人には向きません。理由は次の節に書いたとおり、ドラグの力が足りないと感じたためです(自分で分解清掃した後の状態での感想です)。
また、カウンターの0点を頻繁に巻き上げて使う釣り方だと、マイナス表示が無い点は気をつけてください。0の位置を超えて巻いたら、設定し直す前提で使うのが安全です。
その後、5釣行を終えて
この記事のもとにした動画は初めての釣行のものですが、その後5回ほど使いました。
気になった点の2つは、使い慣れても変わりませんでした。
- レベルワインドは相変わらず糸を通しにくいです。毎回、逆側からフロロなどの糸を通し、PE と結んでから引き出しています
- カウンターも相変わらずで、こまめにゼロ調整をしながら使っています
新しく分かったのがドラグの弱さです。アジのような魚では何の問題もありません。ところがタチウオに使ったときは、フルドラグにしてもラインを巻き取れず、やり取りがかなり大変でした。
ただし、このリールは一度自分で分解清掃し、グリスアップなどをしています。そのため、ドラグの効きは購入時の状態とは異なります。ここに書いたのは、私が手を入れた後の状態での感想です。
最大ドラグ力は公式で5kg です。ライトアジのような釣りには十分でも、大物を相手にする釣りには向かない、というのが5回使った現在の結論です。
全体としては、ライトアジで使うぶんには、かなり使いやすいリールです。今後もライトアジを中心に使っていくつもりです。
この記事で使った道具
ダイワ ライトゲーム RX IC 150-DH
下巻き不要のエコノマイザー付き。LTアジで使用